先日、健康診断の結果が返って来た。
今年で34歳(現在33歳)になるので、まぁ、そろそろいい“おっさん”である。
人生、おっさんになってからが長いのだ。
そして、おっさんになると気になるのが健康である。おっさんとは……というか、大人という生き物は、だいたいどっかしら“悪くなっている”ものである。
33年間も酷使して来た、私の肉体はそろそろ悲鳴を上げ始める頃であろう。
そう思って、覚悟して臨んだ健康診断であった。その結果が返って来たのだ。
健康診断をただの診断結果で終わらせないよう、ここにブログの記事として記録を残しておこうと思う。
●体格
今回受けた診断では「体格」「血圧」「血液中の脂質」「糖代謝」「肝機能」「腎機能」「貧血」についての検査を受けた。
まずは体格だが、以下のような記録となっている。
身長:174.6㎝
体重:60.9㎏
BMI:20.0
復位:73.0㎝
このうち身長、体重についてだが174㎝の平均体重はおよそ66㎏であるらしい。
瘦せている人の場合で、56㎏ほど。
私の体重は60.9㎏であるため、まぁ、平均未満だが痩せすぎというほどでもない……ぐらいの感じである。
続いてBMIだが、18.5~24.9ぐらいが正常の範囲内であるそうだ。
こちらも20.0と問題ない。
最後に腹囲であるが、こちらは73.0。
85.0未満が正常値であるそうなので、ばっちり正常である。
私の体格に問題は無い。
●血圧
血圧である。
収縮期血圧:118
拡張期血圧:60
健康診断で「上が~、下が~」とか言っているアレである。
収縮期血圧118以下、拡張期血圧84以下が正常値であるそうなので、こちらもクリア。
体格に続いて、血圧も問題ない。
なお、これの値が高いと所謂「高血圧」と呼ばれる状態になるらしい。
●血液中の脂質
血液には酸素と鉄分、ヘモグロビン以外にも脂質というものが含まれているそうだ。
私の結果は以下の通り。
中性脂肪:43
HDLコレステロール:61
LDLコレステロール:55
まったくもって、ピンとこない。
ピンとこないが、受け取った診断書には理想値が記載されていた。
理想値としては、およそ以下の通りになるらしい。
中性脂肪:149以下
HDLコレステロール:40以上
LDLコレステロール:119以下
比べてみると、以下のようになる。
【私の数値】
中性脂肪:43
HDLコレステロール:61
LDLコレステロール:55
【理想値】
中性脂肪:149以下
HDLコレステロール:40以上
LDLコレステロール:119以下
こちらも問題なさそうである。
中性脂肪とかコレステロールとか、TVの健康特番でよく聞く単語である。そして、だいたいの場合、多いと数値が高いと良くないような印象を受ける。
体格、血圧に続いて、血液中の脂質も問題なさそうである。
おぉ、我が身体よ……割と健康体である。
●糖代謝
糖代謝は血糖、ヘモグロビンA1c、尿糖の3項目で診断される。
私の数値は以下の通り。
血糖:85㎎/㎗(理想値99以下)
ヘモグロビンA1c:5.1%(理想値5.5以下)
尿糖:-(理想値-)
ヘモグロビンA1cがちょっとギリギリだが、まぁ理想値の範囲内となっている。
糖代謝とは食事として摂取したエネルギーを各臓器が消費して活動し、余分なエネルギーは飢えに備えて蓄え、必要なときに利用するというサイクルのことを指す。
これが理想値の範囲内ということは、つまり私の身体は「食事として摂取したエネルギーを各臓器が消費して活動し、余分なエネルギーは飢えに備えて蓄え、必要なときに利用する」ことが出来ているということだ。
●肝機能
肝機能と言われても、いまいちピンとこない。
強いて言うなら、酒を飲むとダメージを受ける臓器であるぐらいのことしか知らない。
酒を飲まない日のことを休肝日と人は呼ぶ。
私の数値は以下の通り
AST:18
ALT:14
r-GT:10
以上である。
それぞれが何を指すのかは分からない。
分からないが、理想値は上から30以下、30以下、50以下である。
各数値ともに、10以上下回っているので、たぶん上出来な部類ではないかと思われる。私の肝臓は健康ということだ。
鮫肝油とか、しばらくは買わなくて良さそうに思う。
●腎機能
そして腎機能。
腎臓といえば「沈黙の臓器」と名高い臓器である。
曰く、病気になっても症状がなかなか出ないという。それゆえに、気付かないうちに病気が進行してしまっているケースも多いのだとか……とても不安になる臓器であるが、幸いなことに私の数値はどれも理想値の範囲内に収まっていた。
クレアチニン:0.99㎎/㎗
eGFR:71.9
尿蛋白:-
尿潜血:-
どれも正常値なのだが、1点、気になることがある。
クレアチニンの理想値が、男性の場合は『1.10以下』となっていたのだ。私の数値は0.99なので、割とギリギリだったのである。
クレアチニンは、筋肉の代謝により生成される老廃物のことらしい。
この数値が高いと「腎機能に若干の問題がありそう?」みたいな疑惑が出て来るそうである。塩分の摂りすぎとか、たんぱく質の過剰摂取とかにより、このクレアチニンの数値は上昇しがちになるそうだ。
逆に玉ねぎやリンゴ、クランベリーなどの抗酸化作用がある食材の摂取により、血管の損傷を防ぎ、間接的に腎機能を高めればクレアチニンの数値は下がる。
クレアチニンの数値が上がった理由は分かっている。
野菜が高いせいである。
●貧血
そして最後は貧血について。
私の数値と、理想値を比べて記載する。
※()内が理想値である。
赤血球:466(男性400~550)
血色素量:14.4(男性13.1以上)
ヘマトクリット:43.0(男性38.0~50.0)
貧血のリスクも少なそうである。
●まとめ
健康診断の結果はオールクリア。
私は健康体である。